さて歌手を目指していたシャネルは次々とオーディションに
落選したため芸能界への道はあきらめました。
この頃交際していたバルサン(将校)と共にパリ郊外へ
移り退屈しのぎに制作していた帽子のデザインが
センスの良さで瞬く間に評判になりバルサンの援助に
より1909年パリ17区マルゼルブ大通りにて
帽子のアトリエを開業したのです。 シャネル29歳のときでした。
大きなつばに大きな羽根のついたエレガントな帽子は
「シャネル モード」と呼ばれ1912年頃には
大流行しシャネルにとっても人生の転機となりました。
次はその後の活躍です。